ロレックスのレアポイントや部位などの解説
今回はロレックスに関連した用語をご紹介したいと思います。 同じ要素であってもわずかな違いで呼び名が変わったり、希少であれば価値が大きくかわる場合があります。
そういった点を写真などを交えて解説をいたします。
ロレックスの査定をお願いしたいという方は、こちらからご相談ください。お電話も喜んで賜わります。
目次
型番・シリアル
シリーズや、個体番号を表す型番・シリアルナンバーについて
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ref.
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リファレンスナンバー(型番、略してレフ番)の事です。「型番」と日本語で書くよりもちょっとだけかっこ良く見えるため、弊社でもよく使っています。
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ルーレット刻印
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シリアルで言うと「Z」から始まるものの辺りから出回り始めた、文字盤外周に刻印されている文字の事。「ROLEX」の文字がぐるりと一周刻印されており、6時側にはシリアルナンバーも刻印されています。最近のモデルでは、6時側ラグの間に刻印されているシリアルがなくなり、ルーレット刻印のシリアル刻印のみになってきています。
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cal.
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キャリバーの事。基本的にムーブメントの事を指しますが、保証書などにcal.と書いてある場合は概ねキャリバーナンバー(ムーブメントの型番)を意味します。写真はムーブメントのキャリバーナンバー刻印例。
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最終品番
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以前までロレックスはシリアルナンバーの最初のアルファベットで大体の製造年数を判別することができました。モデルチェンジする直前の人気モデルはこぞってプレミアが付き、今でも高値で取引されています。有名なのはエクスプローラーref.1016のL番、デイトナref.16520のP番等です。
ケースまわり、裏蓋
ケース、裏蓋や付随する箇所について
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オイスターケース
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オイスター社が開発した防水ケースの事。それまでケースの主流だったスナップ式(圧入式)ではなく、スクリュー式(ねじ込み式)にすることで高い気密性を確保しました。ただ、現在でもベゼル部分だけは圧入式です。
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バブルバック
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裏蓋がバブルのように丸く盛り上がっている形状をした時計の事。当時ロレックスが完成させた自動巻のムーブメントを搭載するための設計ですが、それまで使われていた手巻きムーブメントに自動巻機構を付けただけの為、自動巻機構の分だけムーブメントの厚みも増してしまいます。そうなると、それまで製造していた手巻き用のケースではムーブメントが収まらないため、裏蓋のみ奥行きを持たせて作り直すという荒業に出た結果がバブルバックです。
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エスケープバルブ
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シードゥエラーに搭載されている、ヘリウムガスを排出するためのバルブ。例外として、コメックス専用のサブマリーナref.5514にも搭載されていました。飽和潜水時に使用するヘリウムガスが時計内部に入り込んでしまい、減圧したときに時計内の圧力が高まり、風防が吹っ飛んでしまうことが度々あった為、内部の圧力が高まった時に自動でガスを排出するために設けられました。
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ラグ
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ブレスと接合するために12時側と6時側に2本ずつ突き出している足の事。ここにバネ棒というバネの入ったパーツを用いてブレスとケースを固定します。また、12時側のラグの間には型番が、6時側のラグの間にはシリアルナンバーが刻印されています。
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リューズガード
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ref.1675や5512から採用された、リューズを守るためにその横についている出っ張りの事。リューズをぶつけたりすると破損することがある為、直接リューズに衝撃が加わらないようにするために付けられています。
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ヒラメリューズガード
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ポインテッドガードなどともいう。リューズガードが採用され始めた初期に存在する、先端が細くなっているリューズガードを指します。ヒラメリューズガード以降のリューズガードも削ればこの形にすることができますが、製造年代などでオリジナルかどうかが分かってしまいます。
素材
外装に用いる素材や、組みあわされた際の名称について
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904Lステンレス
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ロレックスが採用しているステンレス素材。高強度・高腐食性が売りのステンレスの中でも高級なステンレスです。しかし、904Lといえども、定期的なメンテナンスや使い方を間違えると変形したりサビサビになったりするので注意が必要です。
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エバーローズゴールド
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ローズゴールド(ピンクゴールド)素材。よくあるローズゴールドとは違い、割り金の比率を変えることでロレックス独自の色合いを出した素材です。金特有の変色が少なく、ずっと同じ輝きを保ち続けるといった意味合いで名づけられたらしいです。
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トリドール
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その名の通り、トリ(3つ)の素材を使ったという意味。ロレックスではホワイトゴールド・イエローゴールド・ローズゴールドの3種類を使ったブレスを使用しているモデルがある為、そういったモデルをトリドールと呼んでいます。BICと混同されてしまっていますが、一般的に使用されているのはこのトリドールの方です。
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ロレジウム
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ロレックスが作った造語の一つで、ヨットマスターのref.16622のようにステンレスとプラチナのコンビモデルを指します。
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ロレゾール
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ロレックスが作った造語の一つで、ステンレスと各種金素材とのコンビモデルを指します。
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BIC、コンビ
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バイカラーの意味です。その名の通りバイ(2種類)の色の金属を用いた時計を差しますが、実際はトリドールと混同されていますので、どちらを使ったとしても業界内の認識は同じです。2種類の金属を用いた時計の場合はコンビとも呼ばれます。しかしコンビの場合はステンレスとイエローゴールドもしくはステンレスとピンクゴールドが使われている時計を指すことが多いです。
針(ハンド)
針の呼び名について
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小針
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ミニ針とも言い、初期GMTマスターref.6542や1675に採用されている24時間針の事。現行のものより明らかに小さい三角形の先端をしており、この針が付いているか付いていないかで大幅に価値が違ってくる。
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ベンツ針
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スポーツモデルの時針に使用されているベンツ社のエンブレムに似た針。
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イナズマ針
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ミルガウスに存在するギザギザした秒針。搭載しているのは初期のref.6541と現行のref.116400。
風防(クリスタル)
文字盤を守るガラス部分。古いものはプラスチックが使われていましたが、現行のものはすべてサファイアクリスタルが採用されています。
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サイクロップレンズ
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"クリスタルに日付拡大用の凸レンズ(サイクロップレンズ)が付いたものを指します。日付表示付きの時計にはほとんどこの凸レンズが付きますが、多くのシードゥエラーは例外で付いていません。これは凸レンズがあると潜水時に水圧が適正に分散しなくなり、ガラスが割れてしまうためです。126600からサイクロップレンズが搭載されるようになりました。 ただ、潜水時に時間は確認しても日付を確認する人はいないでしょうから、そういった部分も凸レンズが付いていない理由の一つではないでしょうか。"
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トロピック
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クリスタルに日付拡大用のサイクロップレンズが付いていないクリスタルの事。
ブレス
ブレスの種類や仕様などについて
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オイスターブレス
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3連ブレスとも言います。無骨なデザインですが、他のバリエーションのものより頑丈なため、スポーツモデルに多く採用されています。
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ジュビリーブレス
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5連ブレスとも言います。オイスターブレスはスポーツモデルに多く採用されていますが、こちらのジュビリーブレスはデイトジャストなどのモデルに多く採用されています。細かいパーツが使われている為、摩耗が激しく、オイスターブレスより耐久性が低いのが難点ですが、デザイン性はこちらに軍配が上がります。
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プレジデントブレス
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デイデイトや一部のデイトジャストのみに採用されているブレスレット。ステンレス素材のものはなく、すべて金かプラチナ製で、横から見るとカマボコのようなコマの形が特徴です。
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巻きブレス
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古いオイスターブレスやジュビリーブレスに存在する、薄い金属の板を曲げたものを繋げたブレスレットの事。現行の無垢素材のものと違いネジでコマを取り外せないため、ブレスレットのサイズ調整をする場合はコマ自体をこじ開けて取り外す必要があります。また、無垢のものより耐久性が低く、状態の良いものが残っていることは稀です。
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リベットブレス
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オイスターブレスの原型となった巻きブレスの事です。巻きブレスと同じで、薄い金属の板を曲げたものを使用していますが、大きな違いはリベットを用いてそれらを繋げている点です。サイズ調整は巻きブレスと同じでこじ開けて行いますが、リベットを外して調整することもできます。また、リベットブレスには通常のブレスレットの他に、内部にバネが入っていてブレスレットが伸びるように作られているもの(エクステンションブレス)があります。
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フーデット
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ベルトの付け根にフラッシュフィットのようなカバーが付いたモデルを指します。ただ、フラッシュフィットのように付け根全体をカバーするのもではなく、表のみカバーする感じがほとんどです。現存数が少ないため、高値で取引されています。
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フラッシュフィット
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ブレスとケースの付け根に使われているパーツ。弓管とも言ったりします。このパーツがあることによってブレスとケースの接合が良くなり、グラつくことがなくなります。現行モデルはブレスと一体型の無垢素材となってしまっていますが、以前は取り外しのきく、薄い板を曲げただけの形状をしていました。
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フリップロック
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シードゥエラーなど潜水時に潜水服の上から時計を付ける必要がある時の為にクラスプ内側に付けられている折り畳み式の延長パーツ付きのクラスプの事。潜水の度にブレスレットのコマを足したり、別の時計を付けるのは面倒なため、ダイバーズ時計のクラスプの内側にはワンタッチ(実際は3タッチくらい)でブレスの長さを延長できるパーツがついています。
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グライドロック
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シードゥエラーディープシーref.116660で採用され始めた、ブレスレットを外さずにスライドさせるだけで延長可能なクラスプ。ついにワンタッチ(実は2タッチ)でブレスレットの長さの調整が可能になりました。
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オイスターロック
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ブレスレットのクラスプ(バックル)部分の呼び名。2個の薄い板とそれに被さる形状のパーツからなり、ロレックス以外のメーカーのものでも同じような形状をしています。
ベゼル
ベゼルの種類や、仕様、レアポイントについて
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ベゼル
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クリスタルの外側を囲んでいるO型のパーツ。クリスタルを絞めて防水性を確保するためのパーツです。ベゼルとケースが一体になっているものもあります。
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セラクロムベゼル
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現行の回転式ベゼルに採用されているセラミック製のベゼルディスクの事。
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逆回転防止ベゼル
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ダイバーズ時計に主に採用されている、反時計回りにしか回すことのできないベゼル。ダイバーズ時計のベゼルの使い道は、概ね酸素ボンベの残量(潜水可能時間)を測るために使います。もしベゼルが不用意に時計回りに回ってしまったとすると、実際の潜水可能時間より長く表示されてしまうため、反時計回りにしか回らない作りになっています。ただ、昔のref.1680や5513などでは逆回転防止機能は付いておらず、どちら側にも回る作りになっている。
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タキメーター
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デイトナなどのクロノグラフに使用されている距離や時速などを計測するための表示。ストップウォッチ機能が付いていないと意味をなさないため、クロノグラフ機能が付いている時計以外に採用されることはほとんどありません。ただ、クロノグラフ機能でさえカップラーメンを食べる時くらいしか使わないのに、タキメーターを使用する人はこの世でどのくらいいるのだろうと思うほど使わない機能です。
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ベイクライトべセル
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初期GMTマスターのref.6542に採用されていたプラスチック製のベゼルになります。ベゼル自体にも夜光塗料が使われ、当時はラジウムが使われていました。何分プラスチックの為、衝撃や経年劣化に弱く、後にアルミのベゼルディスクへと変更されてしまいました。
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リングコマンドベゼル
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ベゼル自体が機能を操作するトリガーとしての役割を持たせたもの。ヨットマスターⅡではクロノグラフのカウントダウン設定として、スカイドゥエラーでは時間・GMT針などの各種針操作に使用できる作りになっています。
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レッドトップベゼル
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サブマリーナref.6536や6538に採用されていたベゼル12時側の逆三角形のプリントがシルバーではなくレッドになっているものを指す。これがあるかないかで価値が全然違ってくる。
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スリム4
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サブマリーナref.16610LVのベゼルの書体の違いです。「4」の数字の上の方の幅が狭いものを指します。実は、文字の太さ自体はこっちの方がファットです。
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ファット4
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サブマリーナref.16610LVのベゼルの書体の違いです。初期のものに存在する、「4」の数字の上の方が幅広いものを指します。
ムーブメント
ムーブメントや、その精度表記、機能について
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クロノメーター
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クロノメーター検定に合格した高精度の時計に与えられる称号。現行ではほとんどのモデルでクロノメーターを取得していますが、あくまで検定時の状態で高精度を叩き出しただけですので、長年使用していてもその精度を保てるかは微妙なところです。
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デイ
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曜日表示の事。現行ではデイデイトのみに採用されている機能です。
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デイトジャスト
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モデル名にもなっている、瞬時に日付が切り替わる機能の事です。それまでは数十分かけてゆっくり日付が変わるデイト機能が一般的でしたが、デイトジャストは瞬時に切り替わる為、見た目も良いです。
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エル・プリメロ
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ゼニス社が開発したクロノグラフムーブメント。デイトナのref.16520などに使用されていました。通常のエル・プリメロは36000振動が売りの高精度クロノグラフムーブメントですが、振動数が高い分、部品も摩耗しやすくなります。ロレックスはあくまで実用時計が売りのメーカーなので、自社で改造し28800振動に落として耐久性を高めています。
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キフ・ウルトラフレックス
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テンプの耐震装置として使われている部品の事。現行のものはハートというかニンニクというか…な形をしており、古いものはクローバー型の形をしています。ロレックスが採用しているのはすべてキフの耐震装置になります。
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パーペチュアル
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ロレックスの時計に限っては、総じて自動巻の時計を指します。自動巻か手巻きかが分からない場合は、文字盤に「PERPETUAL」の文字が入っているかいないかで判断できます。写真の扇形の部分が自動巻き機構の一部で「パーペチュアルローター」と呼ばれています。
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バタフライローター
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現行の時計には見られない、古い自動巻特有のバタフライ(蝶)の形をしたローターの事。Cal.1030や初期の1560に搭載されており、特にスポーツモデルでバタフライローターが付いているものは重宝されています。それほどバタフライには見えないのが難点です。
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ハック
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秒針停止機能の事。古い時計にはこの機能が付いていなく、時間合わせをする際にも秒針が動きっぱなしの為、秒単位で正確に時計を合わせることはできませんでした。裏ワザとして、時間合わせをする際に反時計回りに針を回すと、摩擦で秒針が止められるということはよく知られていますが、機械的にはあまり宜しくありません。
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バルジュー72
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バルジュー社の手巻きクロノグラフムーブメント。特に3カウンターのバルジュー72は手巻きデイトナref.6263や6265に搭載されています。
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フリースプラング
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緩急針を使わずに、テンプにつけられた錘を調整することによって時計の進み遅れを調整する機構の事。緩急針よりも調整範囲は狭くなるため、それなりに精度の出せるムーブメントにしか採用できないことから、フリースプラングを採用しているムーブメントは総じて高精度のものとなります。ロレックスは元々は緩急針タイプを採用していましたが、現在はほぼフリースプラングタイプになっています。
メンテナンス
メンテナンス、修理、パーツの再利用などについて
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オーバーホール
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時計を使用するうえでは避けて通れないメンテナンス。オーバーホールとは、部品単位ですべて分解し、洗浄・注油・調整を行うことを指します。これを怠ると、後々サビが発生したり部品交換が生じたりと修理にかなりの金額を支払う羽目になります。使用状況にもよりますが、3年~5年に一度はオーバーホールをした方が時計を末永く愛用することができます。
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オールニュー
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ケース・裏蓋・ベゼルなど外装部品をすべて新品に交換したものを意味します。サビサビになった古いモデルをオールニューにすることが普通ですが、すごい使い方をしてグチャグチャになった現行の時計でもオールニューにすることがあります。
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ニコイチ
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2つの時計から1つの時計を生み出すこと。特に古いロレックスの場合、ケースの状態は良いけどムーブメントの状態が悪かったり、逆の場合があったりします。その場合、状態の良い方のケース・ムーブメントを組み合わせて販売されることがあります。その方が劇的に高い金額で売れますので。あまり良い方法ではありませんが、少なからず流通してしまっています。これらの多くは日本ロレックスではオーバーホール終了となっているモデルがほとんどですので、真正品かニコイチかを判別する手段はありません。しかし、ロレックスのムーブメントにもシリアルナンバーが存在するため、出荷時のケースとムーブメントのシリアルの照会ができれば、ニコイチかどうかが判別できます。
ダイヤル
文字盤の仕様や、インデックス、レタリングなどについて
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マーク(MK)~
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ロレックスでは同じ型番の時計でも文字盤のプリントの違いやベゼルの数字の書体が違うものがあります。これらを特徴ごとにマーク1と言ったりマーク5と言ったりします。特にプレミアのついている古いスポーツモデルに関しては、この違いで価値が変わってきます。
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赤サブ
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サブマリーナのref.1680に極少量存在する文字盤上の「SUBMARINER」の表記が赤いものを指します。表記が白のものと比べて希少性が高く、高値で取引されています。
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白サブ
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赤サブに対して、文字盤上の「SUBMARINER」の表記が白いものを指します。
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赤シード
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赤サブ同様、同年代に製造されていたシードゥエラーのref.1665に存在する、「SEA-DWELLER」と「SUBMARINER2000」の表記が赤いものを指します。こちらも白のものと比べて高値で取引されています。
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白シード
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赤シードに対して、文字盤上の「SEA-DWELLER」と「SUBMARINER2000」の表記が白いものを指します。
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アンダーバー
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ミラーダイヤルの一部にみられる、プリント部分の下にバー「-」がプリントされているものの事。
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インデックス
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文字盤上に時間を見やすくするために付いている目盛りの事。
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アプライドインデックス
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文字盤上に付いている時間を表すための金属のパーツを意味します。概ね細長い長方形のものが多いですが、中には正方形やクサビ型のものも存在します。素材はメッキしたものから金を使ったものまでさまざま。アップライトとも言ったりします。意味的にはどちらも一緒ですが、アプライドと言った方が玄人っぽく聞こえます。
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コメックス(COMEX)
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フランスの潜水会社の名前。コメックスのおかげで潜水時の詳細なデータを取ることができ、ロレックスの防水時計が確立されたといっても過言ではないと思います。サブマリーナやシードゥエラーなどが主に使用されており、その時計の文字盤には「COMEX」と社名がプリントされ、裏蓋にも特別な刻印がされていました。コメックス社で使用された時計はかなりの高額で取引されています。
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サンビーム
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文字盤の種類の一つ。中央から放射線状に外側へ続く模様の事。
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ダブルネーム
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文字盤にロレックス以外のブランド名や店舗名が入ったものを指す。有名なのはティファニーやカルティエ、ブフェラーなどがあるが、ティファニー・カルティエのダブルネームは非常に高額で取引されている。
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トロピカル
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古い時計、とりわけプレミアのついているスポーツモデルの中には、文字盤に使われている塗料の性質でブラックからブラウンに変色するものがあります。そのブラウンに変色したものをトロピカルダイヤルなどと呼んで珍重しています。
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ブラックアウト
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エクスプローラーref.14270の初期に存在する、3・6・9の数字に黒い塗料が流し込まれている状態のもの。通常のref.14270よりも高値で取引されています。
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ブロードアロー
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英国軍用の時計に刻印されている矢印のようなマーク。ロレックスに限らず、IWCやルクルトなどの時計にも刻印されている。
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ホリコン
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文字盤の種類の一つ。彫りコンピューター文字盤の略で、文字盤全体に「ROLEX」の文字が表示されています。
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マキシダイヤル
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古いスポーツモデルの中でも、インデックスのトリチウム夜光が大きいものを指します。
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ビッグデイトナ
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手巻きのデイトナref.6263や6265などに使用されていた文字盤の特徴です。文字盤の「DAYTONA」の文字が大きいものをいいます。
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スモールデイトナ
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古い手巻きのデイトナref.6263や6265などに使用されていた文字盤の特徴です。ビッグデイトナと反対に、文字盤の「DAYTONA」の文字が小さいものをいいます。概ねスモールデイトナはサービスダイヤル(交換用文字盤)ですので、オリジナルのビッグデイトナよりも価値は低くなります。
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ミラーダイヤル
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各スポーツモデルの初期のものなどに使われていた光沢のある文字盤の事。夜光塗料が取れないように、塗料を流し込む部分が凹んでいたり、経年劣化で色がブラックからブラウンへ変色するものなどバリエーションが豊富。外周に円があり、その内側に1分ごとの目盛りがあるサークルミラー(通称MM)と、外周に円がなく目盛りだけがあるミラー(通称M)が存在します。日本ではミラーというのが一般出来ですが、海外では「Gilt」(ギルト、金箔の意味)と呼ばれています。これは、ミラーダイヤルの文字やメモリが金色でプリントされている為です。玄人ぶりたい場合は、ギルトダイヤルと呼びましょう。
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ミリタリーサブ
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サブマリーナref.5513・5517の2種類が存在し、5517は英国軍専用リファレンス。文字盤に「T」を丸で囲んだマークがプリントされ、裏蓋にもブロードアローと専用ナンバーが刻印されています。他にも針が通常のベンツ針ではなく特殊な形のものが搭載されていたり、バネ棒もハメ殺し式で、俗にいうNATOベルトや特注でベルトを作らないと使用することができません。当時かなりの数が支給されていたはずですが、現存数はかなり少ないと言われています。
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メーターファースト
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サブマリーナのref.1680や5512の文字盤に表示されている防水性能を意味する表記のうち、メーター表記「200m」の方が最初に来ているものをメーターファーストと言います。メーターが最初に来ているもの「200m=660ft」が初期型、フィートが最初に来ているもの「660ft=200m」が後期型と言われています。
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ユニーク文字盤
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文字盤の1・2・10・11時のインデックスがローマ数字表記、4・5・7・7時のインデックスがアラビア数字表記のものを指します。カリフォルニアダイヤルとも呼ばれています。
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ラディアルダイヤル
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ラジアルダイヤルとも言い、古いスポーツモデルの中でも文字盤のトリチウム夜光が通常のものよりも中心寄りに付いているものを指します。
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リダン
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古い時計になると、文字盤の状態がよろしくないものが多くなってきます。これらを綺麗にリペイントすることをリダンと言います。ただ、リダンをするとオリジナルとしては扱えないため、時計としての価値が下がってしまいます。
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スパイダーダイヤル
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80年代のスポーツモデルに多い、文字盤に蜘蛛の巣状にヒビが入った文字盤の事。当時、スポーツモデルの文字盤はマットな質感のものから光沢のあるラッカー仕上げに変更されましたが、初期のものは経年劣化でヒビが入りやすいものが製造されていました。現行の時計では塗料も質の良いものになった為、相当なことがない限りヒビが入ることはありません。スパイダーダイヤルというとちょっとカッコ良い感じを受けますが、単純な文字盤の劣化です。
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σ マーク
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文字盤6時側の端の方に「σ」とプリントされているものが存在します。これはインデックスなどに金が使われていることを示すものとされています。
希少モデルなど
希少モデルなどについて
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ポール・ニューマン
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手巻きのデイトナref.6263や6265などに使用されていた文字盤の特徴です。エキゾチックダイヤルとも言い、特徴的なデザインでプレミアが付いています。ポール・ニューマンが付けていたため、このネーミングができたらしいです。
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スペースドゥエラー
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謎の多いモデルです。一説にはNASAの宇宙飛行士の来日の記念に限定で販売されたエクスプローラーref.1016と言われていますが、当時の資料が全くないため、真偽は定かではありません。
夜光塗料
さまざまな夜光塗料について
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ラジウム
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トリチウムが使われる以前に採用されていた夜光塗料。トリチウムと同じで放射性物質の為、現在は使われていません。
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トリチウム
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主にスポーツモデルの夜光塗料として使用されていた放射線物質。トリチウムが使われている時計の多くには、文字盤6時側の端の方に「T SWISS T」などトリチウムを使用していることを示す「T」の文字が入っていました。トリチウムは現行のルミノバのように蓄光タイプではなく自発光型の夜光ですので、使用する際に強い光に当てる必要はありません。ただ、光自体が弱く、その上劣化も早いため、製造から数年で茶色く変色しはじめ、最終的にはポロポロと崩れ落ちてきます。現在はすでに使われていない夜光塗料です。
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ルミノバ
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概ね2000年以降のものに採用されている夜光塗料。トリチウムと違い蓄光型の為、光らせるためには光に当てておく必要があります。また、光はトリチウムよりも強いです。
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クロマライト
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最近使用され始めた夜光塗料の事。蓄光型ですが、8時間も光り続けるというのは驚きです。
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夜光合わせ
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とりわけ古いスポーツモデルに関してですが、現在では当時のパーツを入手することができないものがあります。その最たるものがトリチウム夜光が使われた文字盤と針です。メーカーでのオーバーホールの際には、劣化していると判断されれば問答無用でルミノバのものへと交換されてしまいます。そうすると、たとえば文字盤は劣化がないのでそのまま使用、針のみ劣化ありで交換となった場合、文字盤の夜光と針の夜光の色が合わない状況が発生します。トリチウムは経年劣化で茶色く変色していきますが、現行のルミノバには変色はありませんので、ずっと白いままです。これを許さないのが、アンティークスポーツ系のコレクターたち。何とか文字盤と針の夜光の色を同じ色にできないか考えた末に編み出されたのが、この夜光合わせです。簡単に言うと、ルミノバを茶色く塗ってしまう修理のメニューです。
リューズ・プッシャー
リューズの仕様や、構成パーツなどについて
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クラウン
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リューズの事。ロレックスはリューズに王冠ロゴ(クラウン)があしらわれている為、クラウンと呼ばれています。
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チューブ
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リューズを受ける部品の事。リューズを閉めた状態では見えないが、リューズを開放すると見えるネジ部分。チューブのネジとリューズの内側についているネジが合わさることによって防水性が確保されます。
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プッシャー
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デイトナなどクロノグラフ機能の付いたモデルに付いているプッシュボタンの事。通常はスタート/ストップボタンとリセットボタンの2つのプッシュボタンが付いている。
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ツインロック
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リューズおよびチューブに1つづの計2つのパッキンを用いた防水機能。現行でもデイトジャストなどはツインロックを採用しています。
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トリプロック
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リューズに1つ、チューブに2つの計3つのパッキンを用いた防水機能。現行のサブマリーナなどのダイバーズモデルにはこのトリプロックが採用されています。
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スーパーオイスターリューズ
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ねじ込み式リューズが開発される前に使用されていたリューズで、パッキンのみでそれなりの防水性を確保させたリューズの事です。
その他
その他の用語
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国内正規品
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日本国内の正規代理店で販売された商品を指します。国内正規品の場合は、購入時に保証書を請求するためのハガキが渡され(切手付き)、投函後2週間ほどで日本ロレックスから保証書が送られてくる仕組みとなっています。保証書には本人の名前、住所などが印字されます。
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並行輸入品
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海外の正規代理店で販売されたものを輸入して日本で販売されたものの事。為替の関係や各国の定価が日本と異なる為、国内で買うよりも海外の方が安く買える場合があります。特に業者などが大量に仕入れる場合はそれなりに割引もできるため、一般的になってきています。この場合はすでに保証書が発行されているので、国内でハガキを出して…ということはできません。ただ、ロレックスの場合は正規も並行も同じ保証が受けられますので、安くロレックスを購入したいなら並行輸入品がオススメです。
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ブフェラー(BUCHERER)
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スイスにあるロレックスの正規代理店。ブッフェラーやブヘラーなどとも呼ばれたりします。文字盤に「BUCHERER」とプリントされたダブルネームが有名です。
部位や仕様の名称によっては、ここで初めて知ったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
またレアポイントについてもご紹介をいたしました。今回ご紹介したもの以外にも多くのレアな要素があり、そういった希少モデルが高額で取引されています。
もしかするとお手持ちのロレックスにも希少要素が含まれているかもしれません。査定をご検討でしたら、是非わたしどもにご相談ください!
お待ちいたしております!!
お電話での査定相談はこちら0120-55-1430