パネライの定価と、換金率表。2024版
昨今ブランド時計は全般で買取相場が乱高下した経緯があり、パネライにおいても売り時を探っている方は多いのではないでしょうか? そこで今回は、パネライをテーマに定価と、現在の換金率をご紹介いたします。
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目次
パネライの人気
90年代のデカ厚ブームで人気が過熱したパネライですが、現在はその熱気も落ち着きました。最近では女性誌でも見かけるなど、ミリタリー好き・時計愛好家以外からも注目を集めています。
TIPS:パネライについて
パネライは1860年に誕生。イタリア海軍への軍事用計器の納入を行う中で、現在のラジオミール・ルミノールのルーツとなる時計が誕生しました。
パネライの計器は軍事機密に属していたため、1980年代の終わりまで一般に知られることは無く、一般に発売されるようになったのは1990年代に入ってからでした。
その後まもなく時計業界には、パネライを筆頭としたデカ厚時計ブームが到来。パネライの知名度は、より高まっていきました。
パネライの中古市場での価値は?
さて、デカ厚ブームを経たパネライですが、他のブランドと比較をして、中古市場での時計の価値、リセールバリューはどれほどなのでしょうか?
パネライの時計を一部ピックアップし、定価と現在の換金率をまとめましたのでご覧ください。
※買取価格について
・廃盤モデルの定価は販売当時のものを用いています
・価格は2024年7月末 直近の国内買取相場を参考にした価格となります。 (美品・完品・精度良好・2年以内にOH済みとして)
パネライの定価と買取価格(2024年7月末)を比較
パネライ ルミノール定価
PAM01312
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PAM01523(廃盤)
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PAM00723(廃盤)
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PAM00423(廃盤)
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PAM00525(廃盤)
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PAM00796(廃盤)
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PAM00590(廃盤)
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PAM00563(廃盤)
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PAM00670
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PAM00774(廃盤)
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パネライのリセールバリュー
いかがでしたでしょうか? 今回ご紹介したリストから見ると、
パネライの換金率は40%~80%ほどとなりました。これはオメガやカルティエなどに近い値となります。
また、今回のラインナップで換金率が高いパネライは、PAM00796で81%でした。
ブランド時計は全般でベーシックなSSが高い傾向にあります。貴金属ケースのモデルは販売価格が割高であったり、SSが普段使いしやすいことやが要因にあげられます。 PAM00796は、比較的展開の少ないレフトハンドであることが人気で、換金率が高い要因となったのかもしれません。
パネライの評価
時計の質に加えて、歴史背景や一目でわかる印象的な意匠など、リセールバリューの高い時計に共通するポイントをもっています。
前述の通り、パネライの過度な人気は落ち着きましたが、女性ファンが増えたり、ミリタリー好きや時計ファンには外せないブランド。 中古市場では需要が絶えず流行り廃りを超えて、「定番」として定着している感があります。
パネライの売り時は?
ここで取り上げた、パネライの買取相場は、前回から横ばいか、数万円の高騰が見られます。 昨今の円安によって買取相場は高騰しているように思われますが、需要が堅調でないのか、為替の変化程の高騰ではありません。 また、現行モデルに関しては、定価に買取相場以上の高騰があり、換金率でみると相対的に値は下がっています。
ブランド時計全般で、買取相場は不安定な状態ではありますが、中長期的に見てパネライの相場はまだ高いと言えます。
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