オメガの定価と、リセールバリュー(換金率)
オメガの時計を買うならリセールバリュー(換金率)に注目
世界の時計ブランドで、毎年売り上げ上位に入るオメガ。愛用されている方は多いでしょう。
こうした、オメガをはじめとするブランド腕時計を買う際、気になるポイントの一つが買取に出した際のリセールバリュー(換金率)です。 後々オメガの別のシリーズへ、または別のブランドに買い替える事も考えられます。 なるべくなら売った際に、(定価などに対する)換金率が高いモデルを選びたいところです。
また、換金率は相場の動向や売り時を見極めるうえでもご参考いただける指標かと思います。
目次
オメガの買取価格 過去の動向
数年前までの買取り相場を見渡すと、アンティーククロノグラフや復刻モデルのブームがありました。 この中でオメガの時計では、スピードマスターの定価やシーマスターの発売当時の価格に買取価格が迫る、または上回る例が見られました。 例えばスピードマスターの初期モデル、スヌーピーアワードやシーマスター300のスペクター限定モデルなどが挙げられます。 個別のモデルで挙げると、映画 007のボンドウォッチ シーマスターや、機械式クロノグラフのシェアではトップクラスのスピードマスターが人気でした。
オメガ定価と換金率 一覧
現在、オメガの換金率はどれほどなのでしょうか。主に現行モデルの定価と買取価格、そして換金率をご紹介したいと思います。
1.買取価格について
価格は2024年3月 国内買取相場を参考にした、当店の上限買取価格となります。 (価格は、高年式の美品・完品として)
2.表示の定価について
定価は、数年使用したことを想定して記事リリース時の価格を使用しております。
オメガ スピードマスター 定価
311.30.42.30.01.006(製造終了)
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311.10.39.30.01.001 3557本限定
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311.30.44.51.01.002(製造終了)
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311.30.42.30.03.001 1972本限定
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311.92.44.51.01.007
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311.32.40.30.02.001 2998本限定
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327.10.43.50.06.001(製造終了)
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522.30.42.30.03.001東京 2020 リミテッド
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オメガ シーマスター 定価
212.30.41.20.03.001(製造終了)
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231.10.43.22.01.002(製造終了)
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220.10.38.20.01.002 3557本限定
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220.10.38.20.02.001
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215.30.46.51.01.002
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220.10.28.60.55.001
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212.32.41.20.04.001 7007本限定(製造終了)
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231.10.42.21.03.004 15007本限定(製造終了)
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オメガのリセールバリュー(換金率)が高いモデルは
ご紹介した定価(2021年頃)に対するオメガのリセールバリュー(換金率)は、平均で50%~140%程。高いものでは、スピードマスターのCK2998の復刻モデルで、定価に対する換金率が143.7%という時計もありました。
記事をリリースした2020年の買取価格と比較して、全てのモデルで買取相場の高騰が見られています。
特に、買取価格、換金率が大幅に高く維持される時計は、限定品であったり、ヒストリカルピースに関連するモデル 等が挙げられます。
オメガの買取価格 バブル相場と異なる動き
様々なメディアで報じられている通り、高級時計の買取価格の相場は2022年にピークをつけ、同年末に下落し現在まで、横這い傾向となっています。
スイスの高級腕時計、流通市場で値下がり続く-価格ピークは昨年2月
一方で、今回調査した オメガの買取価格の推移は、前述のような価格推移とは異なる傾向がみられました。 買取相場が、ある時期で下降している時計もありますが、全体ではじわじわと高騰を続けています。
継続的な相場上昇の要因は、円安や世界的物価高があげられるでしょうか。 前述の2022年に極端な取引値をつけ、その後に大幅下落した時計が注目されがちですが、バブル相場とならなかった時計に関しては底堅く上昇を続けているようです。
アンティグランデでは、スピードマスターやシーマスターなどオメガの買取りを行っております。 売却をご検討でしたら、ぜひアンティグランデにご相談ください!