IWCの定価と、換金率表。2024年版
2024.08.01
IWC定価に対する換金率は
今回はIWCの定価と換金率に関する記事をお届けしたいと思います。
"インター"などと呼ばれ、日本でも古くから親しまれるIWC(インターナショナルウォッチカンパニー)。代名詞は質実剛健です。
堅牢で手のこんだ時計を作るブランドとして知られます。
すぐに、IWCの換金相談をしたいという方はこちらからどうぞ。
-
お電話はお気軽に!
-
WEB受付は24時間いつでもOK
目次
IWC定価と買取価格を比較
昨今では女性がポルトギーゼ等のメンズIWCを着用する事が増えドラマや女性誌でもIWCの腕時計を見る機会が増えました。
そんな男女ともに支持されるIWCの換金率(定価に対する買取価格)はどれほどなのでしょうか? 以下にIWCの定価と買取り価格を比較した表をまとめました。
数年使用した事を想定し、定価は発売初期の価格を使用しています。
※買取価格について
価格は直近の国内買取相場と小売り相場を参考にした、当店の上限買取価格となります。 (価格は、美品・完品として)
IWC パイロットウォッチ定価
IW377710
取引時期2019.8
定価¥783,000
買取価格¥360,000
換金率46%
取引時期2020.6.30
定価¥825,000
買取価格¥330,000
換金率40%
取引時期2021.1.6
定価¥825,000
買取価格¥350,000
換金率42%
取引時期2021.10.8
定価¥825,000
買取価格¥390,000
換金率47.3%
取引時期2022.05.10
定価¥825,000
買取価格¥390,000
換金率47.3%
取引時期2022.11.30
定価¥825,000
買取価格420,000
換金率50.9%
取引時期2023.07.01
定価¥825,000
買取価格¥420,000
換金率50.9%
取引時期2024.07.20
定価¥825,000
買取価格¥420,000
換金率50.9%
|
IW327015
取引時期2019.8
定価¥642,600
買取価格¥340,000
換金率53%
取引時期2020.6.30
定価¥665,500
買取価格¥330,000
換金率50%
取引時期2021.1.6
定価¥665,500
買取価格¥350,000
換金率53%
取引時期2021.10.8
定価¥665,500
買取価格¥370,000
換金率55.6%
取引時期2022.05.10
定価¥665,500
買取価格370,000
換金率55.6%
取引時期2022.11.30
定価¥665,500
買取価格370,000
換金率55.6%
取引時期2023.07.01
定価¥665,500
買取価格¥410,000
換金率61.6%
取引時期2024.07.20
定価¥665,500
買取価格¥440,000
換金率66.1%
|
IW389101
取引時期2019.8
定価¥966,600
買取価格¥400,000
換金率41%
取引時期2020.6.30
定価¥1,012,000
買取価格¥430,000
換金率42%
取引時期2021.1.6
定価¥1,012,000
買取価格¥440,000
換金率43%
取引時期2021.10.8
定価¥1,012,000
買取価格¥500,000
換金率49.4%
取引時期2022.05.10
定価¥1,012,000
買取価格550,000
換金率54.3%
取引時期2022.11.30
定価¥1,012,000
買取価格550,000
換金率54.3%
取引時期2023.07.01
定価¥1,012,000
買取価格¥600,000
換金率59.3%
取引時期2024.07.20
定価¥1,012,000
買取価格¥660,000
換金率65.2%
|
初期のパイロットウォッチ 買取価格はこちら
IWC ポルトギーゼ定価
IW371445
取引時期2019.8
定価¥815,400
買取価格¥450,000
換金率55%
取引時期2020.6.30
定価¥825,000
買取価格¥420,000
換金率51%
取引時期2021.1.6
定価¥825,000
買取価格¥430,000
換金率52%
取引時期2021.10.8
定価¥825,000
買取価格¥460,000
換金率58.8%
取引時期2022.05.10
定価¥825,000
買取価格380,000
換金率46.1%
取引時期2022.11.30
定価¥825,000
買取価格420,000
換金率50.9%
取引時期2023.07.01
定価¥825,000
買取価格¥340,000
換金率41.2%
取引時期2024.07.20
定価¥825,000
買取価格¥450,000
換金率54.5%
|
IW500705
取引時期2019.8
定価¥1,436,400
買取価格¥600,000
換金率42%
取引時期2020.6.30
定価¥1,463,000
買取価格¥630,000
換金率43%
取引時期2021.1.6
定価¥1,463,000
買取価格¥630,000
換金率43%
取引時期2021.10.8
定価¥1,463,000
買取価格¥700,000
換金率47.8%
取引時期2022.05.10
定価¥1,463,000
買取価格620,000
換金率42.4%
取引時期2022.11.30
定価¥1,463,000
買取価格700,000
換金率47.8%
取引時期2023.07.01
定価¥1,463,000
買取価格¥480,000
換金率32.8%
取引時期2024.07.20
定価¥1,463,000
買取価格¥680,000
換金率46.5%
|
IWC ポートフィノ定価
IW356501
取引時期2019.8
定価¥545,400
買取価格¥240,000
換金率44%
取引時期2020.6.30
定価¥528,000
買取価格¥230,000
換金率44%
取引時期2021.1.6
定価¥528,000
買取価格¥250,000
換金率47%
取引時期2021.10.8
定価¥550,000
買取価格¥270,000
換金率49.1%
取引時期2022.05.10
定価¥550,000
買取価格230,000
換金率41.8%
取引時期2022.11.30
定価¥550,000
買取価格230,000
換金率41.8%
取引時期2023.07.01
定価¥550,000
買取価格¥200,000
換金率36.4%
取引時期2024.07.20
定価¥550,000
買取価格¥250,000
換金率45.5%
|
IWC アクアタイマー定価
IW329001
取引時期2019.8
定価¥626,400
買取価格¥290,000
換金率46%
取引時期2020.6.30
定価¥638,000
買取価格¥310,000
換金率49%
取引時期2021.1.6
定価¥638,000
買取価格¥330,000
換金率52%
取引時期2021.10.8
定価¥638,000
買取価格¥320,000
換金率50.2%
取引時期2022.05.10
定価¥638,000
買取価格300,000
換金率47.0%
取引時期2022.11.30
定価¥638,000
買取価格300,000
換金率47.0%
取引時期2023.07.01
定価¥638,000
買取価格¥280,000
換金率43.9%
取引時期2024.07.20
定価¥638,000
買取価格¥350,000
換金率54.9%
|
IWC インヂュニア定価
IW357001
取引時期2019.8
定価¥556,200
買取価格¥250,000
換金率45%
取引時期2020.6.30
定価¥566,500
買取価格¥280,000
換金率49%
取引時期2021.1.6
定価¥566,500
買取価格¥290,000
換金率51%
取引時期2021.10.8
定価¥566,500
買取価格¥320,000
換金率56.5%
取引時期2022.05.10
定価¥566,500
買取価格290,000
換金率51.2%
取引時期2022.11.30
定価¥566,500
買取価格290,000
換金率51.2%
取引時期2023.07.01
定価¥566,500
買取価格¥220,000
換金率38.8%
取引時期2024.07.20
定価¥566,500
買取価格¥280,000
換金率49.4%
|
初期のインヂュニア 買取価格はこちら
IWCの換金率は
今回のリストで見ると、IWCの換金率は約45%~66%ほど。これまでの定価・換金率記事で比較をすると、IWCの買取価格・換金率は、カルティエやオメガに近い結果となりました。
前回の更新時から比較すると高騰しているモデルが数本見られます。
2024年現在、世界的なインフレと円安の進行が見られます。これらの影響を受けてか多くの腕時計メーカーが定価の改定を行っています。
中古市場でもこれらの影響が一部見受けられますが、時計の流動性の低下傾向により、円安の動き程の価格高騰は観察されていないように感じられます。
資産価値が高いと言えるIWCは?
現在は流通量が多いIWCのモデルは相場が伸びず、流通量が少なく人気の高いIWCの時計の買取相場が高騰している傾向が見られます。
現在ですと、資産価値が高いと言えるIWCはパイロットウォッチトップガン、パイロットウォッチ(トリチウム仕様)、初期のインヂュニアが挙げらるでしょうか。
IWCの評価 “なぜ人気なの?”
独自に完成させたペラトン式自動巻上げなどの技術開発や、見えない部分の作りや仕上げ処理、頑丈なパーツづくりなどで知られます。
他のブランドなら部品交換の必要そうな年代の時計でも、オーバーホールだけで済むことも多く、オールドインターにおいては、世界3大時計ブランドに肩を並べるという評価の声もあるほど。
IWCの人気は、こうした古くから積み上げられてきた質実剛健な時計作りに由来します。
また 2022年は、映画「トップガン マーヴェリック」の公開がありIWCに注目が集まり、劇中で登場したパイロットウォッチの人気が高まりました。その影響もあり2022年の中旬以降でパイロットウォッチの相場が上昇している事がわかります。
特にトップガンの旧作は市場で出回る数が大幅に減ったように思います。
IWCは、20世紀の後半から多くのブランド同様、一部のモデルに社外ムーブメントを利用するようになりましたが、そういったモデルであっても独自の部品を組み込みしっかり調整や仕上げを施すなど、IWCのこだわりはすべての腕時計に反映されています。
他方では、2002年にスウォッチグループが社外へのムーブメント・部品供給を停止すると表明。IWCを含め、時計メーカー各社が自社ムーブメントの開発に力を注ぐようになり、近年ではメーカー独自の機械を搭載したモデルが登場するようになした。
多くのモデルでIWCならではのペラトン式巻き上げ機構など独自色が見られます。
IWCの買取価格は
前述のような評価や、語れるヒストリーがある時計ブランドは大きく値下がりしない傾向にあり、IWCのリセールバリューにも表れています。
またシリーズの初期モデルや、一部の復刻モデルなどは、買取価格がより高額なものも存在します。
長いスパンで見ればIWCまだまだ高額です。IWCの別モデルへの買換えや、買取のご相談でしたら、ぜひアンティグランデにご相談ください!
お問合せお待ちいたしております。
-
お電話はお気軽に!
-
WEB受付は24時間いつでもOK